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家族が突然逮捕されたらどうしたらいいですか?

平穏な生活をされている皆様は,まさかご家族が警察に逮捕されることを想像されたことはないでしょう。
しかし,思いもかけずに警察に逮捕される人は決して少なくありません。
社会のため家族のため一生懸命に働いて来た真面目な人であっても、犯罪に巻き込まれ、あるいはちょっとした不注意から警察に被疑者として逮捕される例は、実は多数あります。
また、社会経験の乏しいお子様が友人にそそのかされて、軽い気持ちで犯罪に手を染めてしまうこともあります。


具体的な事例

飲み会の帰り道に酔っぱらいに絡まれ振り払ったら相手が怪我をしてしまったケース
車の運転中被害者が路上に飛び出し跳ねてしまったケース
会社の上司の命令で事情を知らず犯罪行為に加担させられたケース
通勤電車の中で痴漢に間違われたケース
学生仲間に誘われて断り切れず犯罪の仲間にされてしまったケースなどです。

これらはいずれもご主人やお子様に罪はないケースか、罪はあっても情状酌量される可能性が十分にあるケースです

しかし、思いがけず逮捕されたご主人やお子様は、刑事手続の知識も取調べの実態も知りません。

警察に2日間逮捕されている間はご家族・友人は警察署で面会(接見と言います)できませんし、裁判所から勾留決定(最初は10日間。その後も10日間の延長が可能です)がなされた後も、ご主人やお子様が事実を認めていないとご家族等との接見が禁止されることが多いのです

ご主人やお子様は、突然社会から隔離され、劣悪な留置場に置かれ、ご家族等とも面会や手紙のやり取りは許されません。
その上で、朝から晩まで警察官から厳しい取調べにより追及されます。

ご主人やお子様はその状態に耐えられません

また、この事件で自分がどう処分されるのか分らず、ご家族のこと、仕事のことが気がかりでたまりません。
早く家に戻りたい、早く会社に出勤したいという思いに駆られてしまいます。

そのように絶望の心境に陥っているときに、取調べの警察官から「うそをつくな。」と大声で怒鳴られたり、「罪を認めれば早く釈放される。」とうその利益誘導をされて、事実でないことが書かれた供述調書に署名してしまうことが多いのです。

その後は、罪のないご主人やお子様でも、自白していることを重視して検察官によって厳しく処分されてしまいます
そうなってからでは遅いのです

ご主人やお子様が突然逮捕されて社会から隔離され、冷静な判断力がなくなり警察官のいいなりにされてしまう前に、逮捕されたご主人やお子様が虚偽の自白をさせられないよう防御するために、弁護人が絶対に必要なのです。

弁護人は、唯一逮捕勾留中のご主人やお子様と、警察官の立会いなしで、自由に接見できる権利を有しています。
その弁護人を依頼することは、ご本人以外に親、子、配偶者など一定の範囲のご家族も可能です。

ご主人やお子様の権利を守り、不当な身柄拘束と処罰から解放するためには、一刻も早く刑事事件に精通しかつ熱意のある弁護士に弁護を依頼することを強くお勧めします。

当事務所のコンセプトは、弱い立場におかれている人々の権利擁護のために闘う弁護士集団です。
社会の片隅で真面目に生きて来た人、強大な捜査権力により理不尽な目にあい困っている人々の力になりたいと願っています。

刑事弁護に熱意をもって取り組むのを信条としている4名の弁護士が、全員その思いのもと、ご相談者のかたに親身に対応させていただいております。





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